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慣れれば簡単だよね!

NEUTRINOで自分の音楽データを出力する方法

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 無料の人工歌唱合成ソフトNEUTRINOで、自分の音楽データを出力する(AIに歌ってもらう)方法をメモしておきます。

 既にインストールなどの準備ができて、サンプルを出力するという作業については、既に終わっていることが前提となります。↓

NEUTRINOの始め方メモ

 とりあえず、筆者がやっているオンライン版についての話になります。

オンライン版での自分のデータの出力

 NEUTRINOのオンライン版で自分のデータを出力する概要を示しておきます。

  1. メロディーや歌詞の入ったMusicXMLファイルを用意する。
  2. Googleドライブ内のscoreフォルダにセットする。
  3. 実行ファイルを書き換えて、プログラムを実行する。

 という感じの手順になります。

自分のMusicXMLをセットする

 NEUTRINOで自分のデータを出力したい場合には、自分の曲のメロディーと歌詞を入力したMusicXMLファイルを準備する必要があります。
 これについては、MuseScoreという無料の楽譜作成ソフトで作ると良いです。
 この辺のノウハウは別ページで解説する予定です。

 自分のMusicXMLができたら、NEUTRINOを入れたGoogleドライブを開き、それをNEUTRINOフォルダ内の「score」フォルダ内の「musicxml」フォルダに入れておきます。

NEUTRINOの実行ファイルを書き換える

 出力する際には、NEUTRINOフォルダ内に戻って「NEUTRINO.ipynb」ファイルを右クリックして「アプリで開く」→「Google Colaboratory」の操作で(何やらプログラムの書いてある)ページを開きます。

 そのページの手順4番のところの「BASENAME=●●」の●●を自分のmusicxmlファイル名に変更します。
 例えば、BASENAME=sample2という具合です。拡張子は書きません。
 余計なところをいじるとプログラムが動かなくなるかもしれないので、落ち着いて慎重に作業しましょう。

実行して音声ファイルを出力する

 そして、ここから先は最初にサンプルを出力したときと同じになります。
 上の説明で書き換えた「NEUTRINO.ipynb」のプログラムを上の方の1番から4番まで、順に実行していきます。

 実行の仕方は、[ ]マークのところにマウスカーソルを重ねると再生ボタンが出るので、それをクリックしていくだけです。
 実行が終わると、左側に処理時間とチェックマークが出ます。

 手順4でNEUTRINOフォルダ内の「output」フォルダ内に合成音声ファイルが出力されます。
 そのうち、通常はwavファイルをPCにダウンロードすれば良いでしょう。
 ちなみに、筆者の場合は、sample2は「茶摘み」、sample3は「さくらさくら」でした。

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