Inkscape(インクスケープ)について
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Inkscapeがどんなソフトなのかについて解説していきます。
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Inkscape(インクスケープ)とは何か?
Inkscapeは、ベクター画像のイラストを作成するためのソフトです。
くっきりした形のオブジェクトを組み合わせたような感じのデザインが得意ですが、実際には他の様々な表現も可能です。
また、デザインを整えたり編集するための様々な機能も用意されています。
ベクター画像とラスター画像の違い
ベクター画像というのは、座標や線の情報で描かれる画像形式です。
ラスター画像というのは、粒を並べて描かれる画像形式です。
拡張子がsvgのベクター画像は、拡大してもぼやけたりすることはなく、アイコンやロゴなどの制作に向いています。
ラスター画像は、水彩画や油絵っぽい複雑な絵画の作成に向いています。
何ができるのか?機能について
オブジェクト単位での操作が基本となりますが、レイヤーも使えます。
各種ペンツールだけでなく、ベジェ曲線も使えます。
透過度の調節や、グラデーションやにじみなどの表現も使えます。
テクスチャをインポートしたり、オブジェクトを整列させたりもできます。
エフェクトなども用意されており、自分でエフェクトを設定することも可能なようです。
そのまま保存するとsvgですが、pngで出力することも可能です。
pdfやepsの形式でも保存できるようです。
ただし、adobe illustratorとの細かい表現の互換性はないようなので、機能毎にチェックする必要がありそうです。
筆者の作品について
Inkscapeは、筆者も愛用しているイラストソフトで、ラスター画像のGIMPと使い分けながら、利用しています。
このサイトでも、色々とノウハウをメモしていく予定です。
Inkscapeなどを利用して筆者が描いた作品については、下から無料でダウンロードできます。
個人的には、思っていたより、とても描きやすい!という感じです。